警察官と住民がタッグ! 暴れる刃物男を取り押さえた目黒区商店街の勇気ある人々

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   30日(2018年7月)午前10時ころ、東急東横線の都立大学駅近くの商店街(東京都目黒区)で、刃物を持った男が60代の女性に切りかかり腕にケガをさせる事件があった。男はさらに何人かを狙いながら駅の方向に向かったが、警察官と街の人たちとの連携で無事確保された。その一部始終をカメラがとらえていた。

   確保に関わった自然食品店店主の男性(42)は、緊迫の一部始終を明かした。騒ぎを聞いて出ていった時、刃物を振り回しながら、駅の方へ向かっていく男が見えた。

   店主が通行人に向かい、「近づくな!」「刃物を持っている!」と注意を呼びかけると、男が振り返り向かってきて、逃げてはまた追うということを繰り返した。「『今にも刺してやる』という緊迫感のある表情をしていた」という店主は話す。

「刃物を持っていたら、総合格闘家でさえ近づけない」

   すし店からの110番通報で駆け付けた警察官2人と男が格闘しているところに、宅配便の配達員が男の後ろからエルボー。前に倒れ込んだ男の足を自然食品店店主が体重を乗せ地面に押さえつけた。警察官がさらに背中に乗るようにして「確保!」。

   そばでは、米穀店店主の男性(55)が棒を構える姿もあった。警察官が格闘中に取り上げ、投げた刃物は、近くの老舗ベーカリー店主の男性(71)が拾い安全な場所に離した。まさに、住民が一丸となって街を死守した見事な連携プレーだった。

   司会の小倉智昭「市民の方が協力するのはいいですが、あくまで安全にいかないと。巻き添えを食らったら大変です」

   古坂大魔王(芸人・プロデューサー)「総合格闘家がブログで『刃物を持っていたら僕らでさえ近づけない』と言っていました。これは勇気のある行動です。でも、むやみには真似しない方がいいです」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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