ヤクザ映画のドンのようだが、経歴は謎の人物
ロンドン五輪での日本選手の活躍から、「会長」から「終身会長」という異例のポジションに就任した山根会長だが、その経歴は謎に包まれている部分が多い。78歳という報道もあるが、それも「とくダネ」では確認できていないという。小林さんは「ボクシング経験はおそらくない。世界の組織で常務理事などを務め、人脈がある方のようです」と話す。
告発状によると、各都道府県の大会の主催者は、この「アマチュアボクシング界のドン」に対し、スイートルームの宿泊、会場での豪華な椅子、「肉は和牛のみ」などと食材の細かい指定がされた食事のおもてなしなど相当な気配りを強要されていた。ホテルの玄関や食事会場では、会長が到着する30分以上前には審判らは整列し、到着すると一斉に挨拶をしていた。まるでヤクザ映画のようだ。
司会の小倉智昭「ボクシングといえばパイプ椅子ですよ。なんですか、豪華な椅子って」
小林氏「僕の経験から言えば、こういう待遇はこの会長だけではありません。ほかの競技でも、ジュニアの団体でさえ、これに近いことがある。日本のスポーツの悪しき体質です」
古市憲寿(社会学者)「テレビの世界では、小倉さんですら僕らと安い椅子に座って安い菓子パンとか食べているのに」
山﨑夕貴(フジテレビアナウンサー)「これ、同じ椅子ですよね?」
小倉「当たり前でしょ!」
ピノコ