東から西へ進むという異例のコースをたどった台風12号。
加藤浩次キャスター「通常の台風とは逆行する動きで、被害もふだん出てないところで出たりしていましたね」
1951年に統計取って以来、初のケース
スッキリによると、明日31日(2018年7月)にかけては九州の南で迷走、停滞する予想だ。
気象予報士の松並健治「九州、四国で大雨が続くおそれがあり、厳重な警戒が必要です」
橋本五郎(読売新聞特別編集員)「1951年、統計取って以来、上陸した台風で東から西に来たことはないんだそうです。それなのに、なんで今回、こういうことになったのか」
松並「太平洋高気圧が、東西に割れることで、その間を北に行った。日本の北側には太平洋高気圧があり、寒冷渦というものがあったので西に進んだ。いろんな偶然が重なった」
2年ほど前にも、東北地方で東から西へ上陸したケースがあった。
「今後、数年に一度ぐらいは、こういう偶然がやってくる恐れがある」(松並)
というから怖い。