テレビもスポーツ紙も後追いしない「タモリ・中園ミホ不倫」あの芸能界のドンが怖い
先週、週刊新潮がタモリ(72)が売れっ子脚本家・中園ミホ(59)とデキていると報じていることを紹介した。だが、週刊新潮ともあろうものが、タモリも中園も直撃していない不思議な記事だと書いたが、その理由がわかった。
今週号で、タモリの所属している「田辺エージェンシー」の社長で、芸能界のドンである田邊昭知氏がいかにコワモテか報じている。タモリの不倫について田邊社長に電話したが、「なぜ僕の電話を知っているのか」と怒鳴られ、「言葉遣いはぎりぎり崩れなかったが、内容は切っ先鋭い刃のようで、ドスが利いている。約めれば、"オレを誰だと思ってるんだ"となると、その時の恐ろしさを記している。
タモリ不倫はワイドショーはもちろんのこと、スポーツ紙でも後追い記事はやらなかったそうだ。週刊新潮によれば、田邊氏が自ら「書くな」ということはない。周辺の関係者が自発的にやる流れが出来上がっていて、それできちっと鎮火するのだという。
以前、田辺エージェンシーに所属している夏目三久とお笑い芸人の有吉弘行が熱愛していて、夏目はすでに妊娠していると日刊スポーツがスクープしたことがあった。これに激怒した田邊社長は、実際に付き合っていた2人をきっぱり別れさせ、スクープから3か月後、日刊スポーツは「夏目三久さんに関する報道のお詫びと訂正」を一面に掲載したのである。
このときにも書いたが、2人が別れさせられたとして、夏目の妊娠はどうなったのだろう。いまだに気になっているのだが。
ということで、週刊新潮といえども、ドンの前には抵抗し難く、あのような画竜点睛を欠く記事になったようである。あの記事では、後追いはやりにくいだろう。それとも週刊文春がもう一度チャレンジするか。あのタモリの不倫という極上のネタを放っておくのはもったいない。そう思うのだが。