危険な猛暑続きで、学校の運動部系部活もさまざまな対策をとっている。東京都世田谷区駒沢できのう24日(2018年7月)開かれた中学校サッカー大会では、開始7分で試合をいったんストップし、選手はベンチに戻って水分を補給した。再開してから8分後にまたストップし、今度はクーラーの効いたロッカールームへ。クーリングブレイクとよぶ休憩だ。
「しっかり飲んで」「首元にタオルを」とコーチの指示が飛ぶ。サッカー協会のガイドラインでは3分間だが、この日は10分間に拡大した。選手はピッチでの給水タイムが前半と後半にそれぞれ2回、クーリングブレイクも1回ずつの合わせて6回の休憩をとった。
高校野球も開始時間を繰り上げたり繰り下げたりしている。京都では午後7時にプレーボールのナイターにして、終わったのが10時40分という試合もあった。
練習前のランニングやめてプールで水泳
大竹真リポーターがきのう都立日野高校の練習場を訪ねると、朝8時にプールで泳ぐことから練習が始まっていた。これまでの7キロランニングを今年から切り替えたという。
日野高校は西東京大会ですでに敗れ、1年生と2年生の新チームが午後4時までグラウンドで汗を流すが、「例年より軽くし、きついメニューを減らして、テクニカルな練習の時間を増やしました」(嶋田雅之監督)という。猛暑の時間帯には室内トレーニングを取り入れ、体調を崩しそうな選手は早めに処置するそうだ。
大沢あかね(タレント)「学校に子どもをあずけてしまうと、親にはわからないですからね。個人的な判断ではなく、ガイドラインにしっかりそってやってほしいです」
宮崎哲弥(評論家)「大きな大会では観客のことも考えてもらいたい」
司会の加藤浩次「応援席の人が熱中症になることが多いですからね」