動画で発信して海外展開
新日本プロレスの新社長はオランダ出身のハロルド・ジョージ・メイさん。タカラ・トミーの社長から、世界への仕掛け人として招かれた。「新日本プロレスを次のレベルに進める」と語る。手始めが有料配信の動画だ。会員10万人のうち4割が海外会員である。
その効果は、今月7日にサンフランシスコで打った興行でさっそく出た。イベントは6000人を動員して大成功だったのだが、棚橋は「反応がすごかった。みんな動画で選手を知ってるんですよ。それを見に会場に来ていた」
メイ社長は「日本のプロレスは試合内容が充実しています。見れば良さは伝わる」と、今後も海外イベントを展開するという。動画を見て、大阪まで来たイギリス人もいた。「独特の魅力があります。漫画やアニメのように、ストーリーとキャラクターが見事。こういうのは西欧にはない」といっていた。
*NHKクローズアップ現代+(2017年7月19日放送「プロレス人気復活!"過去最高"の秘密」)