裏口入学で集めたカネで不動産投資!東京医科大・臼井前理事長の医療よりうまい錬金
踊りといえば、徳島市の阿波踊りが8月12日から開催されるが、最大の見所である「総踊り」が中止になってしまったと、週刊新潮が報じている。徳島市観光協会と地元紙の徳島新聞が共催していたのだが、4億円超の赤字を巡って内紛が起き、そこに徳島新聞と親しい現市長が介入して、とうとう最大の目玉を中止という事態になってしまったそうである。
阿保が何人集まっても阿保だということか。同じ阿保なら何も考えずに踊っていればいいのに。
文部科学省の佐野太元局長が受託収賄容疑で逮捕され、医学部入試の暗部が明らかになろうとしている。佐野の息子を合格させた東京医科大は、これまでも卒業生たちによる「裏口入学リスト」なるものを受け入れてきたようだが、そこのドンである臼井正彦前理事長(77)はこれまで都内の一等地の不動産を次々に購入してきたと、週刊文春が報じている。
不動産だけでも5億円以上の資産を手にしているというのである。さらに85年に、母、妻、子供たちを役員にした同族会社をつくり、同社が扱う眼内レンズを、臼井の関わりの深い病院に卸し、約10年で2億円以上の手数料を得ていたそうだ。
また、臼井は銀座のママや女医とも深い仲にあるが、彼の権力を怖れて学内で意見する人間などいなかったという。安倍を怖れて、官僚たちが文書改ざんまでしてしまう。田中理事長を怖れて、いうがままになっていた日大と、その構図はみな同じである。
権力などという不確かであいまいなものを認めてしまうのは、その方がその周りの人間たちにとって都合がいいからである。そんなものは屁一発で吹っ飛ぶ。東京医科大、日大、安倍政権も同じである。残念なのは、進次郎のようにいいっ放しの人間はいるが、安倍に向けて屁をひる人間がいないことである。