東京五輪マラソン スタート繰り上げてもやっぱり暑い!「とくダネ!」がシミュレーション

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   東京オリンピックの競技日程が、18日(2018年7月)のIOC(国際オリンピック委員会)理事会で大枠承認された。2020年7月24日の開会式、25日の射撃で本格的に競技が始まり、8月9日に男子マラソンで終わる。

   今夏のような猛暑の中での大会と予想され、男子マラソンは午前7時半スタートを午前7時、男子50キロ競歩は午前7時半スタートを午前6時、トライアスロンは午前10時スタートを午前8時、ゴルフは午前9時スタートを午前7時にそれぞれ前倒しとなった。

ゴール間近かの40キロ地点で気温33度

   これで暑さ対策となるのか。「とくダネ!」は猛暑日だったきのう18日の東京と同じ気温でマラソンが行われる想定でシミュレーションした。

   新国立競技場の午前7時スタート時の気温は28.7度、ランナーが20キロ地点に達した午前8時ごろは31.0度、先頭グループとの差が付き始める午前8時半ごろの30キロ地点では32.4度、ゴール間近の40キロ地点に達する午前9時ごろは33.0度に上がっていた。スタート1時間後には、環境省が熱中症対策で出している暑さ指数の「危険レベル」になる。

   司会の小倉智昭「ゴールまでたどり着けない選手がたくさん出てくると思いますね。夏の北海道マラソンは23~26度ぐらいですが、記録は大幅に落ちます。でも、逆に日本選手は有利かな。湿度に慣れていますからね」

   宋美玄(産婦人科医)「(マラソンコース)周辺の病院の方に聞くと、戦々恐々としていますよ。熱中症でどれだけの人が運ばれてくるかって」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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