豪雨被害の「慰労会バーベキュー」から傷害事件に ご近所同士のトラブルが怖い

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   連休中の15日(2018年7月)、神戸市内の住宅街でバーベキューをめぐる近隣トラブルがあり、傷害事件にまで発展した。

   ことの経緯はこうだ。6日の大雨災害の後片付けを終えた住民らが、慰労会として被害女性宅の前でバーベキューをしていた。そこに午後7時半ごろ、隣に住む女(39)が「道にはみ出している」などと乗り込んできて、売り言葉に買い言葉。ついに女は被害女性の頭を持って押し倒し、首や腹部に打撲を負わせた。女は駆け付けた警察官に傷害容疑で現行犯逮捕された。

庭のバーベキューから殺人事件に発展したことも

   「とくダネ!」は逮捕直前の現場を撮った映像を入手した。暴行後、恐怖を感じた被害女性の娘が撮影したという。「泥棒か!泥棒さんやんか!」などと罵声を浴びせながらアウトドア用の椅子を蹴とばす女。かなり興奮している。

   実は女は、3年前に車の停め方をめぐり被害女性の一家とトラブルになって以降、窓を全開にして大音量で音楽をかけたり、駐車スペースにブロックを置いたりなどの嫌がらせを繰り返していた。警察の調べに対し、「我慢の限界が来た」と話しているが、傷害容疑は否認しているという。

   最近はやりのバーベキューだが、その一方で近隣トラブルも後を絶たない。2017年5月には岐阜県で、自宅の庭でバーベキューを楽しんでいた男性が、隣に住む男に刺されて死亡する殺人事件が起きている。

   ちなみに、ご近所トラブルランキング(2014年日本法規情報調べ)では、1位が騒音(31%)で圧倒的に多く、2位がペットの鳴き声(15%)、3位が違法駐車(13%)、4位がゴミの不法投棄(10%)、5位が境界線(9%)と続く。バーベキューはこれらに加え、煙やニオイも出るため、トラブルに発展しやすい要素が多い。

   司会の小倉智昭「被災地の隣近所で助け合って後片付けをして、おつかれさんで、バーベキューで1杯って気持ちは分かるよね」

   古坂大魔王(芸人・プロデューサー)「(トラブルのもとは)バーベキューだけじゃなかったってことですよね。肉を分けてあげても良かったんでしょうね。難しいな」

   中江有里(女優・作家)「近所トラブルはゴミの捨て方だとか、日常の小さなことの積み重ねですが、殺人事件にまで発展することもあるほど大変なこと。悩まれている方多いと思います」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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