豪雨被災地にあふれる「災害ゴミ」腐敗で感染症拡大や家電発火の恐れ

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   西日本豪雨の被災地で深刻な問題になりつつあるのが、膨大な「災害ゴミ」の処理だ。2階まで浸水した被災者宅では、ボランティアが泥だらけになった家財道具を片付けていたが、使えなくなった家具や電化製品が自宅周辺に次々と積み上げられていく。

   岡山県倉敷市真備町では、災害ゴミは吉備路クリーンセンターとマービーふれあいセンターが受け入れているが、仮ゴミ置き場へ運ぶ道路が大渋滞してしまっている。広島県三原市は5か所の仮置き場を設置したが、その1か所は2日で満杯になってしまった。焼却施設が被災して、稼動を停止している地域もある。

熊本地震では処分の2年

   放置が長引くと、生ゴミが腐敗して感染症拡大の心配が出てくるだけでなく、電化製品の自然発火事故が多発するという。環境省によると、熊本地震では災害ゴミを処分するのに2年を要したという。

   競泳・五輪メダリストの松田丈志「周辺自治体とコミュニケーションをとって、ゴミを分散していかなければ処理するスピードはあがらないでしょうね」

文   バルバス
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