1995年の地下鉄サリン事件などを起こしたオウム真理教の教祖、松本智津夫死刑囚らの死刑執行がけさ6日(2018年7月)に行われた。「スッキリ」は8時41分にテロップで速報し、水卜麻美キャスターが「松本死刑囚は、オウム真理教の一連の13事件の首謀者として、死刑が確定していました」と伝えた。
「あんな組織とは思わなかった」
コメンテーターの菊地幸夫弁護士は、オウムに殺害された坂本堤弁護士とは同期だという。「坂本弁護士は私と司法試験の合格が同年次で、一緒に研修を受けて弁護士になった関係です。ですから、(一家が)行方不明になったときも、われわれ同期の間では『どうしたんだろう』と、いろんなウワサが出たりとか、(坂本さんの)お母様がいろいろ活動されていて、われわれ同期の弁護士の事務所を全部、回られたんじゃないかな」
水卜「坂本弁護士がオウムに批判的な活動をしていたというのはご存知だったんですか」
菊地「ええ、活動は知ってましたが、(オウムが)こういう組織だというのはわからなかったですね」