元フィギュアスケート選手の高橋大輔さん(32)が1日(2018年7月)、記者会見を開き、4年ぶりに現役復帰する胸中を語った。
6か月後の全日本選手権を目指すというが
高橋さんは引退後、テレビの仕事などをするなかで、「これが本当に自分がやりたいことなのか」と疑問を抱くようになっていたところ、テレビ番組の仕事で昨年(2017年)12月の全日本選手権を取材。若手選手たちの活躍に刺激され、現役復帰を決意したという。
まずは約半年後の全日本選手権(2018年12月)の出場を目指す。
杉山愛(元プロテニス選手)が「おもしろいもので、選手時代にはわからなかったことが引退すると見えたりするんですよ。私も解説とかをやるなかで、『ああ、これがどうして選手のときは見えなかったんだろう』と思うことがあります」と高橋さんの心境に共感を示した。
そのうえで、こう応援エールを送った。
「たぶん、そういったお仕事をされるなかで、もっと自分にはできるんじゃないかと気がついたのかなと思う。6か月という短い期間でどれだけ準備できるかは未知ですけど、やりきってほしい。すべてを出し切ってほしい」