サッカーワールドカップ日本チームの躍進に、海外メディアからも称賛の声があがっている。
イギリスのガーディアン紙は「日本は攻め続け、走り続けた」と称え、セネガルのネットサイトは日本守備陣が見せたディフェンスラインを上げて反則を誘うオフサイドトラップを「まるで人気アニメ『キャプテン翼』だ」と驚きのコメントを寄せた。
本田はワールドカップ最大の「ジョーカー」だ
ロシアのスポーツプレスはセネガル戦で同点ゴールを決めた本田を「ワールドカップ最大のジョーカー」と評した。
ジョーカーとは途中出場して流れを変える選手のこと。本田は、3大会連続のゴール・アシストとなり、これはワールドカップ史上6人目だ。「おそらく最後のワールドカップになるという気持ちで、集大成と考えています」と語っていた本田が、ベンチスタートの重圧を跳ね返した。
セネガル戦もう一人のヒーロー乾貴士の出身校、滋賀県立野洲高校をきのう25日(2018年6月)に阿部祐二リポーターが訪ねると、後輩のサッカー部員たちは「鳥肌が立ちました」「高校の誇りです」と大盛り上がりだった。乾と高校のチームメートだった長谷川敬亮コーチは「乾は休みでもグラウンドに来て、毎日9時間、10時間と練習していた、努力の天才です」と話した。
日本はあさって28日のポーランド戦に勝つか引き分けると決勝トーナメント進出が決まる。ポーランドは予選リーグ敗退がすでに決まったが、エースストライカーのレバンドフスキ選手は「名誉のために得点をとる」という。
司会の加藤浩次「なまやさしい試合ではないが、今の日本のサッカーをやればいいと思うな」