「自殺はしても、他殺なんて・・・青天の霹靂」新幹線殺傷・小島一朗の母親コメント

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   新幹線で乗客3人を殺傷した小島一朗容疑者(22)と事件直前に、車内でやり取りしたという乗客Mさん(女性)が、その様子を明かした。Mさんが座っていたのは、小島と通路を挟み、3つ隣の窓側の席だった。小島は手を膝の上に乗せ、前だけを見ている感じで浅く座っていたという。

   「荷物を後ろに置いてもいいですか」と尋ねると、小島は「いいんじゃないですか。座席を占領しちゃいますしね」と、少し笑みを浮かべている感じでボソボソと答えたという。

   そして新横浜駅を出発した直後にMさんが目撃したのは、立ち上がった小島が隣にいた女性になたで切りつける姿だった。「痛い!」と女性が叫ぶと、今度はMさんの2つ隣の通路側にいた女性に向かってなたを振り下ろした。

   次の瞬間、なたを振り回しながら前方を向いたのを見て、「今しかない」とMさんたちは後方に逃げた。その時、止めようとして犠牲になった男性がすれ違い、小島を追いかけていったという。なたは新品で、直前まで滞在していた長野で買ったと供述している。

「『無理やりにでも連れ戻していたら』と、いまは悔いが残ります」

   小島の母は事件から2日たったきのう11日(2018年6月)、コメントを発表したが、どこか他人事だ。

   「今回このような事件を起こしたことは予想もできず、まさに青天のへきれきで、自殺することはあっても、まさか他殺するなんて思いも及びませんでした。家出中も何度か電話で話す機会があり、その時も自殺をほのめかしていました。『無理やりにでも連れ戻していたら』と、いまは悔いが残ります」

   古坂大魔王(芸人・プロデューサー)「学校では『まず逃げなさい』と教えられるけど、人が襲われているのに男が逃げていいのか、と思ってしまいます。さすまた(相手の動きを封じ込める武具)が置いてあればいいのに」

   司会の小倉智昭「それを加害者が使ってしまう可能性がありますからね」

   中江有里(女優・作家)「座席が外れて、それで自分の身を守れるというのを初めて知りました。自分の身は自分で守るしかないのかな、と思います」

   小倉「危険人物を少なくするのが1番ですけどね」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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