スポーツ紙には「前半戦は絶望!?」という見出しが躍った。アメリカでも「今年の最も残酷なニュースだ」「野球界全体の痛手だ」という。大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が8日(2018年6月)、右ひじじん帯損傷で故障者リストに入った。
7日のロイヤルズ戦で先発した大谷は、5回に突然乱れ、指のマメを理由に降板した。その後、さらに悪いニュースが入る。右ひじの精密検査の結果、「右肘内側即副靭帯」に損傷があるとわかったというのだ。損傷の程度は3段階のうちの2番目で、じん帯が伸びていて部分断裂があると伝えられた。完全断裂(グレード3)だと手術が必要になるが、そこまでではないようだ。
すでに、大谷は自らの血小板を断裂箇所に注入して、筋肉組織の再生を促すPRP注射という処置を受けている。故障者リストに入ると、10日間は試合に出られないが、果たしてそれで済むのかどうか。
エンゼルスのソーシア監督は「二刀流だから、2人の選手を失ったようなものだ」と心配する。
原因はメジャー仕様のボール!滑りやすくひじに大きな負担
ひじを痛めた原因について、元メジャーリーガーの岡島秀樹さん(42)は「ボールです」という。ボールが滑るので、それを低めに投げると、手首を使ったりするので、ひじに負担がかかるのだと説明する。
2014年にやはりひじを故障し、PRP注射をしたヤンキースの田中将大選手は、回復までに2か月半を要し、復帰したのは9月の後半だった。岡島さんは「田中選手は手術しなかったが、大谷選手は手術になる可能性だってあります。手術したら1年かかる」「オールスターという目先のことを考えるよりも、長いプランを考えた方がいいんじゃないかと思います」と話す。
司会の国分太一「岡島さんはこう言ってます」とボードにして見せた。「早い復帰を望むと選手も焦るので、長い目で待ってあげてほしい」というものだった。「すぐまた見たいなんていっちゃいけないんですね」
司会の真矢ミキ「でも、言っちゃうねえ」
堀尾正明キャスター「言っちゃってたでしょう、いっぱい」
国分「オールスターで見たいってね」
タレントのカンニング竹山「何にもわかってないよ、オレ。そんな奴が喋っちゃいけないんだよ」
でも、バッターでなら出られるんじゃないの? なんていってるのは誰だ。