太平洋を泳いで横断しようとフランス人の冒険家が挑んでいる。
司会の加藤浩次は「とんでもないですよね。ヨットで渡っても危ないんですよ」と半ばあきれ顔だ。
おととい5日(2018年6月)、千葉県銚子市の海岸を出発したのは、ベン・ルコントさん51歳だ。環境保護活動家でもあるというルコントさんは、この挑戦で「太平洋ゴミベルト」などの海洋汚染の現状を伝えるとしている。科学者チームも同行し、調査や実験を行う予定だ。
1日8時間泳いで船で食事や睡眠
ゴールは日本から約9000キロ離れたアメリカ西海岸のサンフランシスコ。1日8時間泳ぎ、併走する小型の船で食事や休憩、睡眠を取る。再スタートする際は、最後に船に上がったところからはじめるそうだ。
加藤「毎日、8時間泳ぐの? とんでもなくない。すごいわ」
ルコントさんは1998年に大西洋横断に成功していて、このときは約6400キロを73日間かけて泳ぎ切った。これを基に計算すると、約100日後にサンフランシスコに到着することになる。