家政婦は見た!「紀州のドン・ファン」が不審死した晩のこと その時妻は...

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   「紀州のドン・ファン」こと和歌山県田辺市の資産家、野崎幸助さん(77)が自宅で不審死をし、遺体から致死量の覚せい剤が検出された事件から1週間超。現場に居合わせた家政婦のTさん(番組内では実名、66歳)が沈黙を破り、事件当日の一部始終をカメラの前で語った。

   過去に六本木のクラブで働いていた竹田さんは、野崎さんとは30年来の付き合い。8か月ほど前から野崎さん宅で家政婦を始め、1か月に10日ほど泊まり込んで働いていたという。顔出しでインタビューに応じた理由を「警察から疑われていて、潔白を証明したい」と話している。

妻は「鏡台から覚せい剤が見つかった」と明かすが

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   Tさんによると、事件当日の5月24日(2018年)、朝から野崎さん宅で働いていたTさんは、正午頃に夫婦がしゃぶしゃぶで昼食をとっているのを見た。

   午後3時半ころ、作ったうどんに置き手紙を添えていったん外出。3か月前に結婚したばかりの夫婦がラブラブできるように気遣ったそうだ。午後7時頃に戻ると、野崎さんはすでに2階の寝室に入っており、55歳下の妻(22)は入浴中だったという。

   午後8時頃、野崎さんの妻と2人でテレビを鑑賞していた。「ゲラゲラ笑いながら(テレビを)観ていると、真上の社長(野崎さん)の部屋からトントンと音が聞こえた。『合図だから、もう上に行ったら? 社長が怒っているよ』と(奥さんに)言った」とTさん。午後10時頃、妻が寝室に行き、社長の遺体を発見した。

   すぐにTさんも駆け上がると、名画が並ぶ廊下の先に、ソファで硬直状態になっている全裸の野崎さんの姿を見たという。

   さらに、きのう3日(2018年6月)午前7時過ぎ、Tさんは「鏡台の引き出しから少量の覚せい剤が見つかったと奥さんから聞いた」とカメラに向かって報告した。

   野崎さんと親交があり、亡くなる2日前にも電話で話をしたというデヴィ夫人は、「脳梗塞2回しているし、2か月に一回は人間ドックに入っている方。薬など使うはずない」と語る。

   薬物に詳しい専門家も、亡くなる13日前に撮影された映像を見て、「血色もいいし痩せこけてもいない。覚せい剤の常習者という可能性は極めて低い」と話している。

   平野早苗(リポーター)「もし覚せい剤に他者が関わっているとすれば、錠剤の可能性が高いそうです」

   司会の小倉智昭「致死量の錠剤を飲食物に混入するとなれば、本人が気付きそうですが」

   安田洋祐(経済学者)「今後注射痕が見つかるかもしれないし、今の段階ではなんとも言いにくい」

   橋口いくよ(作家)「(野崎さんの)著書を拝読しましたが、どこまでが本当だか分からないくらい色んなことが書かれていた。そういう背景があるから色々なことを想像したくなるけれど、捜査が進んでから考えないといけないです」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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