掛け声は「チョレイ」でなく「ヨーッ」!卓球・張本智和の妹も9歳で国際大会出場

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   卓球世界ランク10位の張本智和選手の妹で、9歳の美和選手が選考会を勝ち抜き、7月(2018年)に行われる国際大会「東アジアホープ大会」の出場権を手にした。兄は「チョレイ!」が掛け声だが、妹は「ヨーッ!」。3歳で県大会に出場して小2以下の部門で優勝し、小1で全国優勝を果たした。

   勉強も得意で、学校から持ち帰ったプリントを見せてもらうと、算数、国語などどれも100点満点。帰宅後は卓球練習の前に、勉強机に座って宿題に取りかかり、そして英会話教室にも通う。「将来、海外遠征のためにもなるし、そうじゃなくても、英語は勉強させたい」と母親の凌さんは話す。

   練習は夕食後の6時半から。コーチの孫雪さんは初めて会ったときに、「上を目指す子はみんな必死に練習しているのに、美和は遊びながらやっていた」とビックリした。母親によると、努力家の兄に対し妹は天才肌で、兄は絶対に練習を休まないが、妹は「お腹が痛い」と演技して練習を休もうとする。

   美和も「ここを頑張ったら絶対成長できるときも、サボってた」と反省している。いまは集中力と体力をつけるため、1時間以上休みなしの厳しい練習を続けている。

得意技はフォアハンドのドライブ「オリンピックで金メダル取りたい」

   憧れの選手は「お兄ちゃんです」。「オリンピックで金メダルを取って世界の頂点に立ちたい」。孫コーチによると、「戦略的に点を取る頭脳派タイプで、球のスピードが速く、回転数が多いのが特徴」だそうだ。得意技はフォアハンドのドライブである。

   司会の小倉智昭は「考えると同時に、手が動いてるんでしょうね。われわれは考えても忘れてしまいますけどね」

   伊藤利尋キャスター「尊敬する選手をお兄ちゃんと言うところからも、相当頭が切れるのでは」

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
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