宮川選手が関学選手に「復帰を聞いて安どした」とコメント なのに日大当局ときたら...

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   日大アメフト部の悪質タックル問題で、関東学生連盟から2018年度中の出場停止処分を受けた宮川泰介選手はきのう30日(2018年5月)、「重く受け止めております」と弁護士を通じてコメントした。負傷した関西学院大選手に対しては「復帰を聞いて安どしています」とし、父親の奥野康俊氏が寛大な処分を求める嘆願書運動を起こしたことに「深く感謝しております」との談話を出した。

他大学の監督から「選手を追い込むとは」と批判噴出

   学連から資格はく奪の処分を受けた森琢ヘッドコーチをふくむ日大のコーチ3人が辞任の意向を示していることも、きのうわかった。いずれも日大以外から招かれたコーチで、あとには日大出身のコーチ9人が残る。

   アメフト解説者の近藤祐司さんは「悪質タックルはディフェンス選手の反則なのに、森ヘッドコーチ以外の2人はオフェンス担当で、なぜ辞任するのか不可解だ」という。日大アメフト部では他チームに出たOBは戻れないというが、近藤さんは「戻れるようにすることもありではないか」と提起した。

   また、きのう夜には関東学生連盟の監督会が開かれ、他大学の監督たちから日大アメフト部の指導体制や部内に暴力が横行していたことに対し、「命をかけてまでやることではない」「安全対策がすべてに優先する」「特定の選手を追い込むとはどういうことか、理由を聞きたい」といった意見が続出した。日大からはだれも出席しなかった。

   司会の国分太一「新たな体制で本当の再建をしてほしいが、日大は第三者委員会をまだ立ち上げておらず、学生を守る点でも不安があります」

   堀尾正明キャスター「内田正人前監督はまだ大学常務理事なので、学内の予算と人事権を握っている。日大は選手の恐怖心にどう対処するつもりなのか」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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