勝間和代さん同性との交際公表に 「願わくば、これを収入源にはしないで」

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   経済評論家の勝間和代さん(49)が28日(2018年5月)、同性との交際を公表した。これまで2度の結婚、離婚を経て3人の子どもがいる勝間さん。今年1月からLGBTコンサルタントの増原裕子さんと交際を開始し、すでに一緒に暮らしているという。

   公表に踏み切った理由について、Buzz Feed Japanのインタビューで「私は同性を好きだと、わざわざ公表をしないといけないって本当は変ですよね。私は左利きですって、いちいち公表しないのと一緒で。このインタビュー記事が誰かを元気づけて、何かのきっかけになればいいなと思います」と語っている。

今後の「立場とプライベートの切り分け」は?

   羽鳥慎一(司会)「少数ではあるけれど、珍しいことではなくなってきています」

   青木理(ジャーナリスト)「10人に1人はLGBTという統計もあるし、僕らが気づいていないだけで、たくさんいらっしゃる。勝間さんがおっしゃる通り、わざわざ公表しなきゃいけないのは変だなと思う」

   羽鳥「公表せずとも普通に認められるのが理想だということですよね」

   青木「一番の問題点は、個人個人に対する偏見よりも、政府レベルで(政策が)一切進んでいないということ」

   菅野朋子(弁護士)「行政側の対応はもちろん、法的にも、例えば不貞行為の概念なども変えていかないと保護されません」

   玉川徹(テレビ朝日解説委員)「LGBTに限らず、属性によって排除される社会は生きにくいな、とは感じる。そういう意味でオープンにすることで勇気づけられる人がたくさんいるというのは分かります。でも本当に勝間さんがそういう目的で公表したならば、これからもこういうことを収入源にはしないでほしい」

   青木「原発のCMに出演していた勝間さんが、原発事故について『騒ぎすぎ』と発言して、論争になったことがあります。今回は違うと思いますが、経済評論家という立場とプライベートをどうやって切り分けるのか、興味深いところではあります」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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