日大アメリカンフットボール部による悪質タックルで負傷した関西学院大の選手がきのう27日(2018年5月)、騒動後初めて報道陣の取材に応じて、加害側の日大・宮川泰介選手について「グラウンドに戻って正々堂々とまた勝負できたらいい」と語った。
内田前監督らの誠意ゼロの謝罪と雲泥の差
この選手は、宮川選手から父母とともに直接謝罪を受け「心苦しく、かわいそう」と感じたそうだ。その場に同席した父親の奥野康俊さんも「本当にかわいそうだと感じた。お母さんが泣いて、私の家内も涙ぐんでいた。誠意が伝わってきた」と話した。その翌日に日大の内田正人前監督も謝罪に訪れたが、タックルの経緯には触れず「宮川選手とは天と地の差があった」という。
日大側は関学の質問状に対し、内田前監督や井上奨前コーチと宮川選手の間に「乖離」があったと言い訳を続けているが、関学は「根拠不足で、きわめて不可解。誠意ある回答とは思えない」と問答を打ち切ることにした。
関学が甲子園ボウルを制して日本一になったときにクオーターバックだった有馬隼人氏(40)は「アメフトは複雑な戦略のスポーツです。監督と選手には密接な関係があるから乖離は本来、生まれにくいはず」という。日大の内田体制は「コーチも監督の意思を忖度していて、選手と監督のコミュニケーションがなく、指揮系統が崩壊している」と指摘した。
カンニング竹山(お笑い芸人)「宮川選手にはアメフトをやってほしい。日大はコーチ陣を一新して、新しいチームを作らないと選手がかわいそうだ」
雪野智世(フリーアナウンサー)「日大は本当に変える気があるのか、変えられるのか心配です」
司会の国分太一「いろんな人が立ち上がらないといけない」