日本大アメリカンフットボール部員の父母たち111人は、きのう24日(2018年5月)に緊急父母会を開き、悪質反則問題を話し合った。内田正人前監督の指示はなかったと言い張る大学側の対応に、「憤りを覚える」との声があがり、父母会会長は「個人的には(指示を受けたという)宮川泰介選手の発言が正しいと思う」と話した。
会長はさらに「ほとんどの父母は監督がどういう人なのかまったく知らない」「私たちが動かないといけない。選手が一番つらいなら助けたい」という。父母会は「宮川選手を守ってあげられなかったことは申し訳ない」という点で一致し、今後は声をあげていくそうだ。
聞き取り調査に常任理事はオドオド「すみません」連発
スポーツ庁はきのう日大の石井進常務理事ら2人を呼んで、調査に乗り出した。聞き取りは非公開で1時間半に及んだが、終えて記者に囲まれた理事はどこかおどおどしている。1人はもう1人の顔色をうかがいながら「すみません」を繰り返すばかりで、問いかけに無言で立ち去った。
日大が所属する関東学生アメリカンフットボール連盟はきのう1部リーグの監督会を開いた。日大の森琢ヘッドコーチも参加したが、監督の指示はなかったとする従来の見解を繰り返した。他大学の監督からは日大の永久追放や対戦拒否の声も出たという。
選手たちに声明出す動き
赤荻歩アナ「監督会見から波紋が広がっています。何かが変わりそうです」
司会の国分太一「それにしても、理事2人の対応にはがっかりしました」
司会の真矢ミキ「2人はすごい固まっていましたね。森ヘッドコーチも選手と距離感があります」
堀尾正明キャスター「愛情を感じられない」
「朝日新聞」は選手の間に声明文をつくる動きが出たと報じている。
テリー伊藤(タレント)「それが本来の姿で、どんどん意見を言ってほしいですね」
堀尾「学生が就職やバイトで差別され始めたとの情報もあります。トップが出てこないと何も進まないですよ」