加計学園の獣医学部新設問題で、安倍首相が国会答弁で初めて知ったとする時期より2年も前に獣医学部新設計画を知っていた可能性が高まった。加計孝太郎理事長と会って「そういう獣医大学の考えは、いいね」と述べていたという記録文書が愛媛県にあった。県が参議院予算員会に提出してわかったが、これを安倍首相はきょう22日(2018年5月)朝に否定、加計学園側も否定して、言い分が食い違っている。
政府与党は加計孝太郎氏をいつまでかばい続けるのか
愛媛県の文書には2015年2月25日に加計理事長が首相と面会して話したことを加計学園との打ち合わせで報告されたとある。これが事実なら、首相がウソの答弁をしたことになるからことは重大だ。
森本さやかアナ「面会は15分程度だったそうです。首相動静には載っていませんが、共同通信論説委員の柿崎明二さんは載っていないこともあり、ないからといって不存在証明にはならないと話しています」
司会の小倉智昭「事実はどうなのかねえ」
こんな新文書が出た以上、まだ一度も公の場で語っていない加計孝太郎理事長を国会に証人喚問する必要があるだろう。政府与党がかばい続ければ疑惑は強まるばかりだ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト