アメリカンフットボールの試合で日本大学の選手が関西学院大学の選手に危険なタックルをして全治3週間のけがを負わせた問題で、被害選手の父親の奥野康俊さん(52)がきのう21日(2018年5月)記者会見し、大阪府警に被害届を出したことを明らかにした。
日本大学は学生ひとり守れないのか
「なぜ、息子があのようなことをされたのか、加害者がなぜあそこまで追い込まれたのか、真相を明らかにしてほしい」と奥野さんは訴えた。先週の19日(2018年5月)に日大の内田正人監督から謝罪を受けたが、「指示があったかどうか、釈然としなかった」という。 「報道では『つぶしてこい』『壊してこい』『殺してこい』『けがをさせろ』という言葉が出ておりました。その言葉を聞くたびに、『私の息子をつぶしてこい』と、そう聞こえてなりませんでした」と涙ながらに語った。
きょう22日午後、タックルした日大の選手が記者会見し、「内田監督とコーチの指示に従った」と説明する予定という。日大教職員組合も真相究明と人心一新などを求める声明文を出した。内田監督は、四面楚歌状態になりつつある。
司会の国分太一「収まるどころか、どんどん広がって行く一方ですね」
キャスターの堀尾正明「日大のタックルした選手が会見します。監督の指示があったかどうか、明言するそうですが、順番が逆ですよね。まず、監督が先に明言すべきですよ」
国分「私も最近、TOKIOのメンバーの問題で会見することがありましたが、会見する側からすれば、本当に震えるような気持ちです。それを大学生が1人で立たされるということが本当にいいのか、日大は学生1人を守れないのか。どうしても、そう思ってしまいますね」