成田空港できのう21日(2018年5月)、離陸直前の飛行機内にケムリと異臭が立ちこめ、乗客・乗員137人中6人が体調不良となり、空港内も一時騒然となった。6人はいずれも軽症だという。
乗客たちは恐怖の中、長い間機外に出られなかった
トラブルが起きたのは、香港行きのエアージャパン機で、原因は補助動力装置から漏れ出たオイルだという。このオイルがエアコンのダクトを通り、霧状となって機内に流れこみ、ケムリと焦げ臭いようなニオイを発生させた。
乗客たちは口々にこう語っていた。
「死ぬかと思った。怖かったです」
「外に出られず、スタッフが非常口でも開けてくれるかと思ったが、それもない。外に出るまでだいぶ時間があった」
「飛ぶ前でよかった」
小倉智昭キャスター「このような緊急事態の場合、マニュアルがあるんでしょうが、まったく動いていない状態だったというんですから。もうちょっと早くお客様を出してあげる方法はなかったのでしょうか」
似顔絵 池田マコト