「内村選手、ふたたび王者に返り咲きました」と、伊藤利尋フジテレビアナウンサーが興奮気味に話した。
最終種目の鉄棒でG難度のカッシーナを決めた
体操の内村航平選手(29)が20日(2018年5月)、NHK杯の男子個人総合で前人未踏の10連覇を達成し、「雪辱」を果たした。絶対王者だった内村は、3週間前の4月の全日本選手権で11連覇を逃していた。
この日のNHK杯は、5種目終了時点で谷川翔選手が1位。しかし、3位の内村選手まで、0.6点差の中に3人が入る大接戦だった。最終種目の鉄棒で、内村はG難度のカッシーナを成功させ、着地も見事に決め、大逆転で優勝した。
同大会は、今年10月にカタールで行われる世界選手権の代表選考会を兼ねており、内村選手と2位の白井健三選手が出場を手にした。
「谷川君もフィニッシュがピタッと決まる人で有名なんですが、内村航平にはまだかなわないってことかな」(小倉智昭キャスター)