メドベージェワが羽生結弦に夢中?ロシア捨てコーチも替えてカナダで一緒にトレーニング

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   文藝春秋社でお家騒動。松井清人社長のやり方を批判する要望書がメールで部署長宛に出されている。そこには、松井氏が社長に就任して以降、強引な手法が取られることが多くなったという声が、役員や執行役員の中からも出てくるようになったという。新聞の広告のサイズから、単行本の部数、雑誌の編集方針に至るまで強引に決めてしまうやり方に、現場はやる気を失っているというのである。

   7月(2018年)に松井社長は交代するそうだが、最初は会長になり、これまで通りに物事を進めていくといい出したが、さすがに7人の取締役のうち3人が職を賭して説得し、止めさせたという。

   要望書は、以下の3点を求めているそうである。進んでいる次期執行部の人事を白紙に戻すこと。松井社長は人事にタッチしないこと。次期執行部は執行役員を含めた役員会で互選することなどだ。

   週刊文春の気風は自由闊達だと私は思っている。しかし、どうやら松井体制になってからそうではないようだ。それは、文藝春秋社も出版不況の中で喘いでいるからであろう。

   要望書はこう結ばれているそうである。「文藝春秋がこの閉塞感から脱してもう一度活気を取り戻すことができれば、現在の社業の厳しい状況にも、きっと明るい兆しが見えてくると信じてやみません」

   こういう声が社内から出てくるのも、文藝春秋社のよさだと思うが、5月30日の決算役員会はどうなるのだろう。

   出版社の話題をもう1本紹介しよう。ノンフィクション作家の魚住昭が「現代ビジネス」で講談社の野間家をテーマにした連載を開始した。タイトルは「大衆は神である」。これまでありそうでなかった出版界の裏面史を、魚住が書くのである。

   実は、私も、魚住から頼まれて、私が知っている講談社について話をしている。彼は、社史「講談社が歩んだ五十年史」を編纂する際に、関係者への聞き取りを行った膨大な速記録が残っていることを知り、すべて読んだそうだ。

   私も、以前ここで触れたように、講談社の一番よかった時代は戦中である。雑誌のシェアは8割だったといわれている。講談社の雑誌は、戦地にいる兵士たちへの慰問袋の中に必ず入っていた。大衆雑誌として、他を寄せ付けない圧倒的な人気があったのはもちろんだが、陸軍や海軍からの要請で、戦争を美化し、兵士たちの戦意を鼓舞する内容の雑誌も数多く出していたのである。

   戦争協力会社としての講談社は、戦後厳しく指弾された。一説には、GHQが講談社を戦犯会社に指定せず、その力を利用するために残したといわれる。講談社は生き残り、今日に至っているのである。

   その他にもいくつかあるが、魚住は「講談社にとって都合の良い話ばかりではありません。しかし、それもきちんと書いていきたいと思っています」と連載前に語っている。第1回を読む限り、岩波書店や、夏目漱石など、明治から大正、昭和にかけての出版人や文人も多く登場する群像劇になるようだ。いいところに眼をつけたと思う。楽しみである。

ユズルと抱き合ったザギトワに激しくやきもち

   本題に入ろう。羽生結弦(23)はいまや日本一のアイドルといってもいいだろう。だが、フライデーによると、ロシアのフィギアの女王・メドベージェワ(18)も羽生のことを好きでたまらず、7歳の時から指導を受けていたコーチとの関係を断ち切り、羽生が師事しているブライアン・オーサーに代え、祖国を捨ててカナダに練習拠点を移すそうである。

   ロシアのフィギア関係者の間では、「愛する羽生に近づきたいからではないか」ともっぱらの噂だという。平昌五輪の時、ライバルのザギトワが羽生とリンク上で抱き合ったときは、ものすごい形相で睨みつけていたそうだ。

   いい話だ。こうした国際カップルが誕生し、その子供がリンクの上で華麗な花を咲かせる。だが、ひと言。ロシア人は若いときは飛び切り美人だが、中年になると太る人が多い。そのことだけは頭に入れておいたほうがいい。

   薬師寺というと、高校生の時、修学旅行で行ったことを思い出す。高田好胤が副住職の時だった。坊さんでこんなに面白い話のできる人がいることに驚き、時を忘れて聞き入った。

   好胤の法話は「青空法話」と呼ばれていて、18年間続け、聞いた生徒は600万人以上といわれる。その後、高田は管主になったが、今週の週刊新潮に出てくる管主は、好胤さんとは比べ物にならない。

   このおっさん、2016年に管主に就任した村上太胤(たいいん・71)。お相手の女性はクラウディア・カルディナーレを思い起こさせる独身美女(44)。勤めは銀座のクラブのようだ。知りおうたのは17、18年前だというが、3年前に村上に連絡したところ、何度もメールが来た。

   15年8月に大阪へ買い物旅行へ行くと伝えると、管主は前のめりになって、「ちなみにホテルは確保してます。いやでなければ人畜無害の私と一緒で」。ボルボのセダンで迎えに来たそうである。バーやお茶屋を回って、ホテルで男女の関係になってしもうたそうだ。村上の奥さんにも仲を知られるが、不倫関係はズルズルと続いていた。

   ここから急に村上管主への直撃が始まるのだが、彼女はあまりのしつこさに嫌気がさしたのだろう。始めは「冗談でしょ」といっていたが、観念したのか、インタビューに答えているが、これが高田好胤真っ青の面白さである。

――具体的なお手当てとかは。
太胤 そんなの払うわけがない。愛人なんて本当に思ったこともないし、あの、お店でね、「係の、当番の女性や」としか。
――一般的にこれを何と呼びますかね。
太胤 まぁ飲み友達ぐらいの、という言い方は変ですかね。
――飲み友達と性行為するんですか、管主は。
太胤 何と言うのか。ちょっと言葉が(出ない)。
――これは不倫になりませんか。
太胤 相手の方が結婚していたら不倫なんでしょ。よくわかんないけど。

   毎回、避妊具は付けていないようだがと聞くと、「そういう時は、自分で外に出して処置しておりますから」。彼女にいわせると、31回ほどHをしたが、時間は20分ほどで、事が済むといびきをかいて寝てしまうそうだ。

   薬師寺の管主にふさわしくない人物であることは間違いないようである。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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