アメリカンフットボールの日本大対関西学院大の試合で起きた悪質な暴力プレーは、日大の内田正人監督が「試合に出たければ1人つぶしてこい」「1プレーで相手のクオーターバックを壊してこい」と選手に指示していたことがわかった。
内田監督は試合直前にも念を押し、コーチも選手に「やらないというのはないからな」と強制めいたことを言ったという。日大広報部は「調査中ですが、指示はないはずです」としている。
大学の常務理事も務める独裁者
内田監督は10日付(2018年5月)で関東学生連盟に「8月末まで指導を自粛する」と申し出たが、姿を見せず、関学側への謝罪もコーチが出向き、雲隠れ状態だ。内田氏はアメフト部では独裁的存在で、大学でも常務理事を務める実力者だという。
アメフト取材30年以上のマガジン発行人、上村弘文さんは「こういうプレーは見たこともないが、監督にやれと言われたら選手はやります。監督が指示したことは、複数の証言を得ています。男らしくない対応で、チャンピオンチームが恥ずかしい」と話す。
デープ・スペクター(テレビプロデューサー)「アメリカで同じことがあったら、関係者は即辞職です」
司会の小倉智昭「ここまでウミが出たら、ファンも許さないですよ。内田監督は堂々と出てきて語るべきです」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト