新潟小2女児殺害 犯人に計画性はあったか? 専門家の見方が分かれるわけ

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   新潟市西区の小学2年、大桃珠生さん(7つ)が殺害された事件はきのう14日(2018年5月)に急展開、近くの会社員小林遼(はるか)容疑者(23)が死体遺棄と損壊の疑いで逮捕された。殺害も認める供述をしているという小林容疑者に計画性がどこまであったのだろうか。

   小林容疑者はゴールデンウイーク明けの7日からずっと会社を休んでいた。その7日に珠生さんは殺され、自宅から170メートル離れた線路で上り列車にひかれた。

別の女児にわいせつ事件を起こしていた小林容疑者

   筑波大学の原田隆之教授(犯罪心理学)は「さらった時点では殺害までは考えていなかったのではないか。騒がれるとか、予期しないことが起こったためにパニックになり、困って身近な所に捨てたのだろう。騒がれることさえ考えていなかった」と、計画的というよりむしろ思いつきに近い行動を指摘する。

   元警視庁刑事の吉川祐二氏は「線路に捨てて事故に見せかけようとしたことには計画性がある」としながら、「殺害目的が当初からあったとは言い切れない」と話した。

   小林容疑者は4月(2018年)にも別の女児にわいせつ事件を起こして書類送検されており、警察は捜査当初からマークしていたと見られ、14日に任意同行を求めた。署内での事情聴取から逮捕まで10時間かかった。

   キャスターの伊藤利尋アナ「(任意の)聴取は一般に8時間以内とされていますから、これは問題があったのでは」

   逮捕できなければ返さなければならない。吉川氏は「これぐらいやらないと、逮捕できず、解決できません」と警察の立場を語った。

   珠生さんが持っていたはずのピンクの傘がまだ発見されておらず、これがどこにあるかが容疑を固めるポイントになりそうだ。

   司会の小倉智昭「警察は小林を泳がせて、慎重に調べていた。もし誤認逮捕なら大変なことになりますから」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト