新潟女児殺害事件 犯人は近所の23歳会社員だった! 「優しい祖父思いの良い子」がなぜ?

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   新潟市西区の小学校2年の大桃珠生さん(7つ)が殺害され、線路に遺棄された事件で、新潟県警はきのう14日(2018年5月)、近くの会社員の小林遼(はるか)容疑者(23)を死体遺棄と死体損壊の疑いで逮捕した。小林容疑者は容疑を認め、殺害についてもほのめかしている。

   逮捕の決め手となったのは黒い軽自動車。事件当日、現場付近を本人が運転していたことが分かり、きのう早朝、駐車していた約4キロ先の道の駅で任意同行を求めると、素直に応じたという。

「動機は何か、線路にどうして遺棄したのか」

   小林容疑者の自宅は現場と60メートル、大桃さんの家とは100メートルしか離れていない。近所の女性は「真面目で優しくて、事件に関与しているとは思えない子でした。まさか、近所に住んでいる子だと思わなかった」と驚いていた。別の人は「おじいちゃんの具合が悪いときは、お世話をしていて、良い子だっていう話でした」と話す。

   子どもが大桃珠生さんと同級だった母親は「家のすぐそばとは。他人事とは思えない。許せないし、人としてどうかしている」と憤る。

   現場周辺では、「女の子が知らない男から声をかけられた」「小学校低学年の女の子が手を引っ張られたり、触られたりした」といった不審情報が去年(2017年)6月から12月まで11件ほど警察に寄せられていた。大桃さん自身も当日、そんな話をしていた。

   司会の国分太一「事件発生から1週間の逮捕でした」

   倉田真由美(漫画家)「私にも子どもがいますが、不審情報は割とどこにでもあります。通学路には防犯カメラを設置してほしいです」

   キャスターの堀尾正明「逮捕の決め手は何だったのか、動機は何だったのか、線路にどうして遺棄したのか、分からないことが多いですね」

   元神奈川県警捜査一課長の鳴海達之氏は今度のポイントについて「犯行の動機ですね。なぜこのようなことを考え、あるいはどのように計画をしたのか、事前にどんな準備をしたのか、そういったことに悪質性が出てきます」と話す。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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