大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手(23歳)がけさ14日(2018年5月)、ツインズ戦に登板。またしても奪三振ショーを繰り広げた。
最速で時速159キロの速球やスプリットを駆使して、11奪三振を記録。6回3分の1を3安打1失点と好投した。7回途中、勝ち投手の権利を残したままエンゼルスがリードした場面で交代したが、降板後に後続が打たれて4勝目はならなかった。しかし、チームはサヨナラ勝ちをした。降板の際は、観客から大谷の好投をたたえるスタンディングオベーションが起こった。
今のところベーブ・ルースを上回る記録
小倉智昭キャスターは「6回まで18のアウトのうち、11は三振ですから、本当に冴えていました。ただ、ツインズのロマロという同い年の投手も、今シーズンにデビューして、まだ1点も取られていない。投げ合いで、やっとエンゼルスは1点取ったのですが、大谷が降板した後に後続が打たれてしまった」と残念がった。
一方で、こうも指摘した。
「さすがの大谷選手のもランナーが出ると、ボールが先行してしまう。そのへんがこれからの課題かもしれない。ただ、とにかくたいした投手で、今のところ、ベーブ・ルースの記録を上回っています」