「疲労臭という言葉、ご存じでしょうか」とキャスターの真矢ミキが問い掛ける。疲労している時のニオイということだが、東京・銀座の美容皮膚科・アンチエイジング治療専門の飛田砂織院長は「疲れがたまると、肝臓が疲労してしまい、代謝されるべきアンモニアがたまってしまいます。それが汗から出て、鼻をつくようなツンとした臭いになるといわれています」と説明する。
食材ベスト３位はしじみ、２位は納豆、１位は......
原因は「不規則な生活」「多量の飲酒」「働きすぎ」など。40代後半からの女性は更年期特有のどっと出る汗と、アンモニアを増やしてしまう便秘などで疲労臭を悪化させがちだという。
どうすればいいのか。「疲れをためないこと、睡眠をしっかりとること、お風呂にゆっくりつかること、アルコールはほどほどに」（飛田院長）。だが、疲労臭は体の中から出るニオイなので、体内環境を改善することが重要だ。そこで、飛田院長は疲労臭撃退の食材ランキングベスト3を教えてくれた。
第3位はしじみ。「しじみに含まれるオルニチンは、肝臓に作用してアンモニアを減らしてくれることが期待できます」
第2位は納豆。「納豆には女性ホルモンの類似物質であるイソフラボンが含まれています。女性ホルモンのバランスが崩れた人にもバランスを補正してくれるので、汗のニオイの改善に役立つと思われます」
第1位が梅干。「梅干しに含まれているクエン酸は、体の中でニオイ成分の１つである乳酸を分解してくれます。また疲れたときにエネルギーを作る必要がありますが、こういったときにクエン酸が働いてくれて、体の中でエネルギーを作るのに役立ちます」。
司会の国分太一「加齢臭は聞いたことがありましたが、疲労臭とは知っていました？」
キャスターの堀尾正明「年を重ねた人が疲労していると、加齢臭と疲労臭がブランドされて最悪になりますね」
国分「堀尾さん、気をつけてくださいね」