「バドミントン協会で金銭問題が浮上しています」と、キャスターの伊藤利尋アナが相撲やレスリングに続くスポーツ界のゴタゴタを伝えた。今度は獲得賞金の私的流用疑惑だという。
監督は「選手の了解を得ていた」と言うが...
アジア選手権で優勝した福島由紀(24)と広田彩花(23)ペアは、帰国したきのう4月30日(2018年)、それまで所属していた再春館製薬所を退社し、きょう5月1日から岐阜県のバドミントンチームに移ることになった。監督としてペアを指導してきた今井章宏氏(48)が賞金を自分の個人口座に振り込ませて一部を流用したとの疑いから監督を解任され、岐阜のチームに移籍したためだ。会社側は今井氏への告発状を日本バドミントン協会に提出し、処分を求めている。
これに対して、今井氏は「選手の了解を得て活動費にあてていた」としている。監督を解任後、社員として工場勤務を命じられ、リポート提出や、選手との接触を禁じられたのはパワハラだと主張する。会社側は「パワハラとは認識していません」と真っ向から対立している。
司会の小倉智昭「事実なら何らかの処分は当然だ」
中江有里(俳優、書評家)「レスリング協会のことが思い出されます。選手が宙ぶらりんになってはと心配です」
柿崎明二(共同通信論説委員)「迷惑を受けるのは選手です」
小倉「なんでこういうことが相ついで起きるのか」
スポーツの人気が高まるにつれ、カネや人間関係のゴタゴタが増えている。すっきりさせなければファンも迷惑だ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト