次々と疑惑や不祥事が出てくる安倍政権。小泉進次郎・自民党筆頭副幹事長の存在感が大きくなってきた。きのう23日(2018年4月)の毎日新聞は「内閣支持続落30%」「『危険水域』寸前」と報じた。政治評論家の有馬晴海氏は「次期自民党の総裁は、読売新聞によれば進次郎議員が1位となっています。ますます進次郎議員に注目が集まっています」と語る。23日発売(2018年4月)の週刊誌「FLASH」には「父の倒閣指南」との記事も出た。
政局に口出ししなかった純一郎氏の援護射撃が盛んに
これまでに政局に口出しをしてこなかった父の元首相の純一郎氏が4月14日、安倍首相の3選について「難しいだろうな。もう信頼がなくなってきた。何を言っても、言い逃れにとられちゃう」と述べた。また、3月には「私は進次郎にあれやれ、これやれとは言っていません。自分で判断することですから。私より勉強家だから、よく考えているんじゃないでしょうか」と期待を込めて語った。
これについて有馬氏は「安倍首相は『膿を出す』といっていますが、本当に膿を出すのかどうか、そういうことも含めて、進次郎議員ら安倍首相に対して厳しい意見を言っている人に期待が集まっている。そういう意見も自民党の中にはあるのだと言うことを、(純一郎氏が)進次郎に代わって援護射撃している」と見る。
進次郎氏といえば、3月(2018年)に「自民党というのは、官僚の皆さんだけに責任を押し付けることがない姿をちゃんと見せなきゃいけない」、さらに4月11日には「二階幹事長が言ったのが、うんざりという一言、これに尽きる」などと党内批判と見える声をあげている。小泉親子のタッグは総裁選にどう影響するのか。
司会の国分太一「9月の総裁選まで色々動きがあるようですね」
キャスターの堀尾正明「進次郎さんは総裁にはまだ早過ぎるという声がありますね」
国分「だからこそ、期待したいという人もありますね」