今年のGWは、ロッキー山脈でインディー・ジョーンズさながらの冒険の旅もいいかもしれない。
米ニューメキシコ州サンタフェ在住の億万長者フォレスト・フェン氏が、ロッキー山脈のどこかに隠した3億円相当の宝がまだ見つかっていないのだ。フェン氏は「探し当てたものにすべてを与える」と言っており、これまでにのべ35万人が謎解きと宝探しに挑戦している。
番組は、お宝を隠したフォレスト・フェン氏(87)を直撃した。
「ヒントは9つ、意外と灯台下暗しかも」
フェン氏は若い時は空軍パイロット、その後年商600万ドルの骨董商として財を築いた大富豪だ。1988年にがんと診断され、宝箱を抱えて山で死のうと決意したが、がんを克服。2010年、80歳の時に思い立ってロッキー山脈にこの宝箱を1人で埋めたという。
フェン氏によると、隠したのはロマネスク調の箱(25センチ×25センチ×高さ15センチ)に入れた金貨265枚、中国の翡翠の像、金塊やダイヤなど3億円相当だ。
フェン氏の自伝に書かれているヒントは9つ。「温かい水が止まるところ」「ブラウンの家のふもと」「臆病者には行けない」「終わりは近い」「炎を見つけたなら探すのをやめる」...などだ。
なぜ彼はこんな夢みたいなことをしたのか。フェン氏は「子どもたちに家のソファから起き、室内ゲームをやめ、さまざまな電子機器から手を離してほしかった。そして自然を肌で感じて新鮮な空気を胸いっぱい吸ってほしかった」と語る。
ちなみに、ロッキー山脈は日本列島1つ分くらいの広さだ。
石原良純「広すぎるよ!赤城山の徳川埋蔵金だって見つからないんだから」 野上慎平アナ「80歳の時にご自身が1人で埋めたとなると、意外と灯台下暗しかも知れません」
羽鳥慎一「青い鳥みたいに、家にいたりして」
住田裕子(弁護士)「私だったらドローンで写真撮りまくってデータをふるいにかけて電子機器で探しちゃう(笑)」
羽鳥「分析も家のソファでね」