高木姉妹と羽生選手、2つの凱旋パレード 規模こそ違うが、ともに人々の熱気は本物

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羽生選手「この風景を胸に刻んで生きていく」

   一方、仙台の羽生選手のパレードは、大規模だった。前回の金メダルパレードでは、9万2000人だったが、今回は連覇だから、当然と言えば当然。グッズは売り切れ、沿道の店もビルもそのための準備が入念に行われた。また、ファンも、羽生選手の目に入るようにと、様々な工夫をした飾りボードを用意して、待ち構えた。

   羽生選手はバスの屋根に作られた特別のステージに立った。駅前の大通り約1.1キロを40分かけてゆっくりと移動。羽生選手は、沿道左右を満遍なく振り向き、手を振り、さらに五輪の演技「SEIMEI」で見せたスタートと決めのポーズを何度も繰り返して見せた。

   パレード後、羽生選手は、「この風景を胸に刻んで生きていきたい」と観衆の声援に応えた。また、その後の会見では、「ソチ五輪では、次が頭にあったが、今回はやりきった、夢をかなえきったという思いがある」と語り、次の五輪については言葉を濁した。

   加藤浩次も、すごかったねぇ」の一言。もう言葉なんかいらない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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