空港にスーツケースを「ポイ捨て」する旅行客が各地で増えている。外国人観光客がおみやげなどを詰め込むために大きなスーツケースに買いかえ、古いスーツケースを放置して帰国してしまうらしい。
司会の小倉智昭「もったいない話だと思うんだけど、安いスーツケースなのかな」
笠井信輔ニュースキャスター「壊れていたり、明らかにゴミだとわかるモノは集積場に行くが、忘れ物なのかどっちかなというときは、忘れ物として保管しなければいけないんです」
成田空港は昨年250個
千葉県の成田国際空港の落とし物を管理する警察の保管庫には、スーツケースが約60個保管されている。3か月間保管する決まりだという。傷が目立つモノ、取っ手が取れたり、破れたり、ファスナーが壊れたモノが多いそうだ。
成田空港では昨年(2017年)、250個のスーツケースが置き去りにされ、対策を検討中だ。287個のスーツケースが放置された中部国際空港では、今年から注意喚起のチラシ配りをはじめた。