オーナー令嬢の副社長が乗務員のナッツの出し方に激怒して旅客機を引き返させた「ナッツ姫」事件で有名な大韓航空で、今度は妹の専務が部下や取引先を罵倒してコップを投げつけて「水かけ姫」と呼ばれる騒動を起こした。
今年(2018年)3月、大韓航空のチョ・ヒョンミン専務(34)が取引先との会議の席で、担当者が質問に答えられないことに激高し、水の入ったコップを投げつけて、会議室から追い出した。「ふざけてるの!」「ばかにしたら覚えとけといったでしょ!」といった発言が、企業の内情を書き込むネット掲示板の投稿で発覚した。
大韓航空社内では「姫」の誕生日準備委員会が重要案件だった
すると、彼女のあきれた行状を暴く投稿が続々と寄せられた。社内の幹部を相手に、「私に向かって何よ!」「もういい、出ていけ!」とブチ切れたり、取引先の社員に車のキーを投げつけて駐車させたり。名刺を渡した社員に「平社員のはしくれが!」と投げ返したこともある。
このヒョンミン専務は米国の大学コミュニケーションを学んだ後、31歳で当時は韓国最年少で上場企業の専務になり、姉のナッツ姫が批判された時には「世間に必ず復讐する」とブログに書き込み、「復讐姫」と呼ばれた。大韓航空社内には毎年、誕生日準備委員会が作られ、彼女のためにプレゼントや隠し芸を用意するのが重要案件なっていたというから呆れる。
キャスターの伊藤利尋アナ「これは闇が深いですね」
司会の小倉智昭「韓国の人たちは財閥企業に反発が強いが、日本でも同じような騒ぎが起きている」
小倉の言うことが本当なら、日本の実態も教えてほしいものだ。
中江有里(俳優、書評家)「議員にも2世3世がいますしね」