2012年ロンドン五輪金メダリストでWBA世界ミドル級王者の村田諒太選手(32)がきのう15日(2018年4月)、日本人初のミドル級王座防衛に成功した。
ワンツーから伝家の宝刀「右フック」が炸裂
同級6位のエマヌエーレ・ブランダムラ選手(38)=イタリア=と対戦、村田選手は第8ラウンドにワンツーでブランダムラをぐらつかせると、素早く踏み込んで右フックを見事に決めてダウンを奪い、TKO勝ちした。
小倉智昭キャスター「追い詰めての右フック。強烈だったよねえ」
試合後には早くも次を見据え、「世界最強」といわれるゲンナジー・ゴロフキン選手(36)=カザフスタン=との対戦を目指すと話した。ゴロフキン選手はミドル級のWBA、IBF、WBCの3団体の統一王者。WBAでは防衛18回を誇り、成績は38戦37勝1分け(33KO)という、文字通り負けなしの選手だ。
山中章子アナ「小倉さん、もし対戦したら村田選手に勝機は?」
小倉「年齢が36歳ということと、去年、スーパーウェルター級のすごく強い選手、アルバレスとやって引き分けたんですよ。年齢的なこともあり、若干、全盛期よりも力が落ちているといわれているので、村田は早くやったほうがいい」
村田が次の防衛戦に勝てば 今冬にもゴロフキンとの対戦が実現しそうだ。