きのう11日(2018年4月)、東京・日本橋高島屋でフィギュアスケート選手「羽生結弦展」が始まった。100枚以上の写真パネルをはじめ、高校時代の制服写真、小学校の卒業文集、メダルやスケート靴、実際に着用した衣装などが展示されており、「5時に起きて来ました」という女性会社員らが開場前に約2000人が行列を作った。来場者は初日だけで約7000人にのぼった。
直筆メッセージ入りグッズ爆買い
予定を早めて午前10時15分に開場したが、並んでいたファンはなぜか展示品を素通りし、一斉に出口へと向かった。お目当ては、出口付近で販売されていた展覧会限定の結弦グッズだ。たちまち争奪戦が始まり、キーホルダーの束をわしづかみにして人垣の向こうで大きな袋を持った友だちにパスする連携プレーを披露する人たちもいた。グッズには「応援ありがとうございます!羽生結弦」という、この展示会のための直筆メッセージがプリントされている。
40代の主婦は「限定商品が欲しくていっぱい買いました」とホクホク顔で、「後日、見るために改めて来ます」と話していた。展示会は入場無料なのだ。
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト