けさ11日(2018年4月)午前4時ごろ、大分県中津市耶馬渓町で土砂崩れが起き、3世帯の住民6人が安否不明になっている。「山あいの小さな集落の裏山が高さ200メートル、幅100メートルにわたり崩れた模様です」と伊藤利尋キャスターが伝えた。
地元の消防団員は「4軒が被害にあい、このうち3軒は完全に土砂にうまりました。山がふもとから頂まで広範囲に崩れています」と話した。
司会の小倉智昭「耶馬渓はドラマの舞台にもよくなる、とてもいい所です。木立もいっしょに流されるから被害が増えそうで、心配です」
危険地区で重機入れず
気象予報士の天達武史は「100ミリ以上の雨が降ると土砂崩れの原因になりますが、ここ6、7日は降っていません。3月に降った雨の影響は考えにくいんですが」と首をひねり、上空からの映像に「まだ全部崩れていないので、気をつけた方がいい」と注意を呼びかけた。
中津市によると、現場は1年前に危険地区に指定された。大型重機が入れないため、消防関係者が地元の人たちがスコップで土を掘り起こす「人海戦術」(市防災危機管理課)で懸命の救助作業をつづけている。自衛隊に出動要請が出された。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト