レスリング協会がパワハラを認める またトカゲの尻尾切りか、会長副会長は辞任すべきの声

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   レスリング女子の伊調馨選手に対するパワハラ疑惑を、日本レスリング協会が先週6日(2018年4月)、これまでの全面否定から一転して認めた。内閣府に告発状を提出した当事者の一人、元日本代表コーチの安達巧氏がスタジオで「少しホッとしたが、協会に対する疑問はまだある」と、問題点を語った。

「伊調選手の練習場出入り禁止には協会からの圧力を感じる」

   協会が内部調査を通じてパワハラと認めたのは、栄和人監督が伊調選手に「俺の前でよくレスリングができるな」と発言したことや伊調を指導した田名部力コーチに対する圧力などの4点。栄氏は強化本部長を辞任したが、安達氏は「これではほとぼりが冷めてから栄氏が復帰するかもしれない形だ。辞任でなく解任を要求したい」としている。

   安達氏は「協会の組織としての圧力を調べてと訴えてきました。これではトカゲの尻尾切りと受けとめざるを得ません」という。

   司会の国分太一「協会の関わりが認められていない。内閣府でまだ認められるかもしれない部分もあるということですね」

   協会幹部は疑惑に猛反発し「そもそも伊調馨は選手なのか」(谷岡郁子副会長)、「告発文を私は日刊スポーツでしか読んでいない」(馳浩副会長)とまで発言してきた。

国分「日刊スポーツでしかって、どういうこと?」

   安達氏は、伊調選手が男子合宿や警視庁の練習場への出入りを禁止されたことに「協会からの圧力を疑ってしまう」と指摘、さらに男子選手の1人が練習中に大けがをしたのに協会が資金不足を理由に保険をかけていなかったことも「文科省から補助金を受けながらおかしい」と告発、協会のあり方そのものを問う。

キャスターの真矢ミキ「今回認めたパワハラ4点は、本当に一角にすぎないのですね」
カンニング竹山(タレント)「一選手一コーチの問題ではなく、公益財団法人として疑問を感じます」
堀尾正明アナ(元NHKアナ)「会長副会長が辞任して、新しい組織にする必要がある」
文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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