「シェアハウス投資」大きな落とし穴!家賃収入保障のはずが1円も払われず

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   30年間家賃収入の完全定額保障をうたう女性向けシェアハウスへの投資だったはずが、支払いが止まり、オーナーが運営会社を詐欺的行為と提訴した。銀行に提出した書類が改ざんされていた痕跡もあるが、運営会社「スマートデイズ」や融資したスルガ銀行は「調査中」「訴状が届いていない」などを理由にコメントを避けている。

   スマートデイズは東京都内を中心に「女性のシンデレラストーリーを応援する」をうたい文句にしたシェアハウス「かぼちゃの馬車」を845棟、部屋数1万以上を運営するが、空き室が増えて自転車操業に陥ったらしい。

スルガ銀行に1億3000万円も借金して建てたのに・・・

   40代のサラリーマンは去年(1017年)5月、スルガ銀行から1億3000万円を借りてシェアハウス13部屋の戸建て住宅を建て、今年2月に完成した。ところが、スマートデイズから1月に家賃の支払いストップを通知され、1円も受けとれない状態だ。

   調べると、販売会社を介してスルガ銀行に提出した預金残高が実際の600万円から2600万円に改ざんされ、それで借り入れ審査をパスしたらしいことがわかった。別の30代サラリーマンは218万円の残高が2940万円にされていたという。

東京オリンピックに向けて急増しそうな怪しい投資話

   三輪記子弁護士は「最初から(運営会社が)何もしなければ別でしょうが、賃料未払い自体は罪になりません。書類改ざんは私文書偽造や変造の犯罪が十分に成立します。原本確認が重要です」と指摘する。

   司会の国分太一「有名な銀行名に安心した面もあるのではないかすかね」

   テリー伊藤(タレント)「シェアハウスは駅近くとか便利だから人気があっんですが、今はバイキング料理の最後のように、おいしい場所がなくなった状態なんですよ」

   東京オリンピックに向けて怪しげな投資話がふえるかもしれない。三輪弁護士は専門家への相談やリスク確認を呼び掛けている。

文   あっちゃん
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