歌手で俳優の加山雄三さん(80)の「4億円愛船」の中型クルーザー『光進丸』が激しく炎上した。当時、船は無人でケガ人はいなかったという。
1日夜9時過ぎ、静岡県西伊豆町の安良里(あらり)港で、停泊中の船から爆発音がして燃えているとの通報があり、下田消防署からポンプ車3台が出動。とくダネ!が日刊スポーツ紙記事などをもとに伝えるところによると、岸からの放水が届かず、可搬ポンプを複数の漁船に積み込んで船を取り囲み、海水をくみ上げて消火活動を行なったそうだ。
ポンプを漁船に積み込んで船を取り囲み、海水をくみ上げて消火活動
「これが結果として被害を大きくしたという言い方もできそうです」と伊藤利尋アナウンサーはいう。
それにしても、なぜ無人の船から火が出たのだろうか。『光進丸』は現在、地元の造船所そばの沖に係留しており、その造船所が管理している。
火災発生当時、沖縄でライブ活動をしていた加山さんは「何もわからない状況で、私どもも大変困惑しております」というコメントを発表した。一方、日刊スポーツ紙は、消火活動に参加した漁師の話として「電気系統が原因ではないか」との見方を伝えている。
小倉智昭キャスター「停泊中でも、電気系統というのは、何らかのカタチで稼働していたのかもしれませんね」
出火原因については今後、警察と消防の調べが行われる。