「3年前の保育料払って。安すぎた」市役所から突然封書!1世帯数十万円

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   「3年前に食事をされた代金が間違っていたので差額を払ってください」

   そんな手紙をもらっても、納得して払うだろうか。しかし、それと似たような手紙が兵庫県三木市から市民あてに郵送された。封書に入っていたのは、三木市教育委員会の子供未来部就学前教育・保育課が出した「保育所・認定こども園等の利用者負担金過小請求について」という文書だ。「保育料を少なく請求していたので差額料を支払って下さい」という。

   原因は3年前の市のミスだった。2015年の「子ども・子育て支援法」で保育料の算定方法が変更されたが、市は気付かず、従来の安い保育料で請求していた。17年8月に間違いに気付いたが、そのまま放置し、今月23日(2018年3月)に突然、封書で通知したのだ。

保護者は「いまさら・・・納得できん」

   追加支払いの対象は956人、434世帯の保護者にのぼる。ほとんどは卒園してしまっているのに、突然に数十万円を請求されて困惑している保護者たちは、「悪魔の封書」と呼んで市の対応を批判している。

   就学前教育・保育課の正心均課長は「事前にお詫びとお知らせをして、後ほど納付依頼書を送るというのではなく、いきなり直ぐに納めてくださいという形で送ってしまった。業務の焦りから、市民の気持ちを考えるという一番大切なところが漏れてしまった」と平謝りだ。

   加藤シゲアキ(NEW)「かなり世帯数があるので、回収したい気持ちはよくわかりますが、(ミスの対象が)2年分なので、2年かけ回収するする気持ちでいてほしいですね」

文   モンブラン
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