貴乃花「一番下っ端」に降格!クビがつながっただけでもありがたく思え?

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   日本相撲協会はきのう29日(2018年3月)に開いた理事会で、貴乃花親方の2階級降格を満場一致で決めた。八角体制に対する「反乱」と弟子の貴公俊が付き人に暴行したことの責任を問われた。八角理事長が処分を告げると、貴乃花は「ご迷惑をかけてすみませんでした。これから協会のために頑張ります」と話したという。

   「委員」から最下位の「年寄」への降格は、1985年の元横綱輪島以来33年ぶりだが、貴乃花は1月の理事解任から数えると5階級降格になる。これは前代未聞だ。理事の中には「もっと厳しい処分でもよかった」という声があったという。これ以上厳しいとは、契約解除、部屋の取り潰し、相撲界からの追放だ。一連の騒動での理事会の反感がいかに強いかを物語る。

   評議員会の池坊保子議長はこの処分を、「親方として残ることができたし、部屋も残ったんだから幸せ」と評価した。クビにならなかっただけありがたく思えということか。

日馬富士暴行の被害側なのに処分重すぎないか

   司会の小倉智昭は「ここまで下げちゃうの、という声はありますよね」

   やくみつる(漫画家)「まあ、想定の範囲でしょう。もとはといえば、被害者ですからね、解任まではできないでしょ」

   小倉「貴公俊の暴行事件がなければ、告発状もそのままで、揉め事は続いていたでしょうね」

   やく「告発状は取り下げたとはいえ、チャラになったわけじゃないですよ」

   相撲担当のリポーター横野レイコは「協会にものを言える人が残れてよかった」と言ったが、いや、いよいよものが言えなくなったということではないのか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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