「米国関税引き上げ」日本に宣戦布告!安倍に言っておきたい。いつまでも甘くないぞ
閑話休題。4月21日(2018年)に安倍首相は新宿御苑で「桜を見る会」を催すそうだ。八重桜にも遅すぎるのではないかと思うが、まあ、彼の最後の花見の会になるかもしれないから、ぜひともやりたいのだろう。
週刊ポストによれば、その会に、名古屋の老舗キャバクラに在籍していて、2日で1億円を売り上げたことがあるという伝説のキャバ嬢が招かれているという。
どうして招かれたのかは、本人もよくわからないようで、友人から誘われ、住所を教えたら招待状が届いたというのである。まあ、何千人も呼ぶのだろうから、彼女のように少し変わった職業の人がいてもいいとは思うが、それにしても、安倍は何といって挨拶するのだろう。「散る桜 残る桜も散る桜」だろうか。
<トランプ米政権の保護主義政策が世界の金融市場を直撃した。23日の東京株式市場では、米国市場の株価急落を受け、日経平均株価が一時1000円以上も急落し、終値は前日より974円13銭(4・51%)安い2万0617円86銭と年初来安値に。東京外国為替市場では円高が進んだ>(朝日新聞3月24日付)
2万円割れは目前である。安倍首相は官邸の株価のボードを見て、青い顔をしているに違いない。
週刊現代は、このところの株安で黒田日銀総裁は莫大な資金を投入して買い支えているが、それももはや限界だと報じている。GDPの算出方法を変更してまで大きく見せようとしていたのに、次々にアベノミクスの化けの皮が剥がれ、森友の文書改ざんだけではなく、日本経済の実態も改ざんして国民をだまし続けてきたのだ。
このままでは日本経済はどん底まで落ち込み、破たんするのも時間の問題かもしれない。なにしろ、アメリカの関税引き上げに、中国が本気で怒り、米中経済戦争が没発するかもしれない。その余波は日本にも及び、あれだけトランプと親しいと誇示していたのに、カナダやメキシコ、EUや韓国まで除外国になったのに、日本を例外にはしなかった。
制裁措置を命じる大統領の署名式でトランプは、「安倍晋三首相たちには言っておきたい。彼らはいつもほほ笑んでいる。そのほほ笑みは『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という意味だ。でも、そうした時代はもう終わりだ!」と批判したのである。
トランプは中間選挙で大敗するのを怖れ、国民の目をそらせるために中国とロシアとの経済戦争を仕掛け、最悪の場合、戦争にまで発展する危険を冒すつもりなのだろう。
安倍は、国内はもちろん、外交でも失点を重ねて、なす術がない。週刊ポストのタイトルのように、「安倍総理、あなたは終わった」ようだ。