北朝鮮の金正恩委員長が中国を訪問していたことが、けさ28日(2018年3月)に中国と北朝鮮から発表された。習近平主席とそれぞれの夫人も交えて、人民大会堂で4時間会談したという。金委員長が非核化に努力すると語ったことや習主席が訪朝を約束したことも伝えられた。
司会の羽鳥慎一「金委員長が就任後初めて海外で会ったということです」
米朝首脳会談や南北会談よりも前に、最初の訪問先に中国を選んだことになる。中国のメンツを立て、中朝関係の重要性を示したともとれる。
中国側は「こっちの恩義忘れるな」とクギ
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「中国の意思を無視した中では、米朝対話を進めることはできませんからね。中国としても、流れの中に自分の利益を入れておくとくぎを刺したんでしょう」
コリア・レポートの辺真一編集長は、米朝会談が不調に終わった場合を考えて、「中国の後ろ盾がほしかったのだろう」と見る。トランプ大統領の側近に対朝強硬派が登用されていることも影響したのかもしれない。北朝鮮とはこちらの方が近い、とアピールしたい中国の狙いものぞいた。
羽鳥「加速度的に動いた気がしますね」
トランプと会うの前に、昔から世話になってる旦那に挨拶に行って仁義を切ったということなのだろう。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト