NHKの高瀬耕造アナウンサー(42)が3月23日(2018年)、就職活動で同局を受験した背景について、アナウンサー室の公式サイトで「私にとってNHKは、正直『記念受験』でした」と明かした。
NHKでは現在、アナウンサー採用の応募を受け付けており、現役のアナウンサーは同サイトで「私の『就活』時代」と題し、就活時代の思い出を明かしている。高瀬アナは「他に受けたアナウンサー試験もありません。準備や知識はほぼ皆無、エントリーシートに書く『伝えたいこと』がどうにも思い浮かばず」と、アナウンサー試験を受けるかどうか迷っていたと告白した。
大学3年の2月にグリークラブの演奏旅行でチェコのプラハを訪れたことが、転機となった。当時開催中の長野冬季五輪で、チェコのアイスホッケーチームが強豪・ロシアに歴史的勝利を挙げ、金メダルを獲得、街は興奮と歓喜に包まれていた。その時に感じた「このプラハの熱気を誰かに伝えたい」との想いを、NHKのエントリーシートにつづったという。
高瀬アナは「皆さんも自分の『熱』を思い切りぶつけてください。アナウンス職へのエントリー、お待ちしています!」と呼びかけていた。