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オウム麻原彰晃ら年内に死刑執行―平成の事件は平成で終わらせる

   週刊新潮が、オウム事件で死刑判決を受けた13人のうち7人が、3月14日に東京拘置所から仙台、名古屋、広島などへ移送されたことについて報じている。<「オウムの場合、死刑囚の移送はそのまま、執行の準備が整ったことを意味する。いつ頃Xデーが来るのか、どの社も取材に追われています」(司法担当デスク)>

   麻原彰晃死刑囚は東京拘置所だが、<「東京拘置所には刑場がひとつしかなく、執行は2人が限界です。そのため、まとまった数を同時に執行するには、予め他の拘置所に分散しておかないといけないのです」(同)>

   まさか、全員を一度に執行するわけではないだろうが、麻原の執行はあす行われてもおかしくないという。<「来年は、5月に新天皇への代替わりが行われるなど"慶事の年"。平成の事件は平成で終わらせる、という観点から考えても、13人の執行は今年中に終わらせるのが常識的ではないでしょうか」(司法に詳しいジャーナリスト)>

   とうとう麻原は何も語らないまま、オウム事件の全容が明らかにならないまま彼らは消えていくのだ。戦後最大のテロ事件はまだまだ解明されなくてはならない「真相」があるはずだが。

   暗い話ばかりで恐縮だが、日本における孤独死は年間3万人にもなるという。3月に、北島三郎の次男が51歳の若さで孤独死した。1昨年(2016年)の10月には平幹二朗(享年82)が浴槽で倒れて亡くなっていた。大原麗子(享年62)、飯島愛(享年36)も孤独死している。

   最近では、住人に孤独死されると、場合によってはリフォームに300万円以上かかるため、大家を対象にした孤独死保険というのまで売り出され、急成長しているそうだ。連れ合いに亡くなられ、一人で住んでいる人間は、何かの時に託せる友人を持つべきだというが、東京砂漠にすんでいる高齢者にはなかなか難しいことなのかもしれない。せいぜい、連れ合いを大事にして、長生きしてもらうしかないのだろう。

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